2023年3月29日掲載
少額で株式を購入することができるSBIネオモバイル証券(以下ネオモバ)のサービスが2024年1月で終了になり、これからの少額投資をどうしようか困っている方がとても多く居るかと思います。サービスが終了するにあたって、ネオモバで取引を行っていた金額を移さないといけません。今回はそのやり方をみていきたいと思います。
ネオモバ上でのお金の移し方
- 他の証券会社に保有している国内上場株式を移管する。
- 株式を売却して、自身の口座に出金する。
の上記の2つがあります。
2の自身の口座に出金する方法では、売却した際購入時よりも株式が安くなっている場合や利益が出ていても利益に税金が掛かってしまい。損をしてしまうので1の株式を移管する方法を深ぼっていきたいと思います。
ネオモバでの移管の手続きの流れ
- カスタマーセンターに「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」を請求する。
カスタマーセンター(03-6880-1581)
営業時間:年末年始、土日祝祭日を除く 8:30~17:00
- 「案内書」を確認して、必要事項を記入する。
- 記入した書類に本人確認書類を同封して、株式会社SBIネオモバイル証券宛に郵送する。
本人確認書類:マイナンバーカード、運転免許証、マイナンバー記載の住民票、住基カード、保険証、印鑑証明書
- 書類がネオモバに届き次第、ネオモバが移管作業を行ってくれる。
ネオモバに書類が届いて、約1週間程度でネオモバから移管先の証券会社へ株式が移管されます。
保有している株式を移管する際の注意点
・S株(単元未満株)は、移管先の証券会社が単元未満株を取り扱ってないとできない。
・当月決算銘柄の移管については、株主権利確定のため、一時的に移管出庫手続きが停止される。
・ネオモバに書類が届いてから約1週間待たないと移管先に反映されない。
・ネオモバについては、移管の手数料は無料になっていますが、移管先の証券会社で手数料がかかる場合があるので希望移管先の証券会社の手数料を確認してください。
どこの証券会社に移管するべきか
では、今後どこの証券会社で取引を行っていけばいいかというのが問題に上がってきます。
私はSBI証券で取引を行っていくことをオススメします。
ネオモバに口座を持っていてSBI証券の口座を持っていない場合、2023年11月頃SBI証券の口座を自動で開設してくれます。SBI証券は主要ネット証券での手数料が最安値の55円からとなっており、SBI証券でも単元未満株の取引ができるので、ネオモバで取引を行っていた時と同じように取引ができると思います。
売買手数料が月額実質20円からできるネオモバはとても魅力的だったので、ネオモバのサービスが終了してしまうのが決まり、とても残念した。しかし、SBI証券でも業界最安の売買手数料となっていて単元未満株も取り扱いがあるので、手数料がネオモバの時よりも高くなってしまいますが、同様に株式の取引ができていけると思います。