資産を増やす方法として、株式に投資が必須と言われるのには、複利が効くという理由があります。株式を保有して得た配当金を再度、同じ株式に投資をしていけば雪だるま式に投資をしているお金増えていきます。
単利・複利とは
・単利とは、投資をして得た配当金や利息を受け取り、最初に投資に使っていたお金はそのまま投資し続けるやり方。
・複利とは、投資をして得た配当金や利息を受け取り、受け取ったお金を再度投資に回して投資するやり方。
72の法則
株式に投資をしているお金が何年後に2倍になるか試算できる計算式があります。それが72の法則というものです。
投資をしているお金や借りているお金が2倍になる期間を求めることができる。
72÷金利=お金が2倍になる期間
例えば
・金利6%のインデックスファンドに投資をしている場合
72÷6=12
となるので、12年で投資をしている資産が倍になります。
・金利4%のインデックスファンドに投資をしている場合
72÷4=18
となるので、18年で投資をしている資産が倍になります。
あの天才もすごいと認めた複利
誰もが知る天才物理学者のアインシュタインが語ったとされる「複利は人類最大の発明である」とも言われ天才も認めた発明。そして、現代にも大きな資産を稼いでいる「投資の神様」と呼ばれているウォーレンバフェットという資産家も複利を活用して大きな資産を築いています。彼の個人資産は、2021年時点で1000億ドルを築いています。
複利を利かせていくメリット・デメリット
複利を利かせて資産運用していくメリットは、2点あります。
- 単利での運用の時と比べて、運用している資産の増え方が大きい。
- 長期間資産を運用していく想定なので、投資初心者でも行いやすい。
複利を利かせて資産運用していくデメリットは、1点あります。
- 資金を運用している間は、運用している資金を使うことができない。
給料が少ないから資産運用ができないと言い訳をしていましたが、長期間の資産運用をしていくことの大切さを感じました。今からでもできる方法として、給料の10%を自動で投資用の口座に送金するようにし、毎月少しずつでも投資をしていけば、毎月少ない金額でも複利を利かせ大きな雪だるまのように資産を増やしてけます。一緒に地道な一歩を歩んでいきましょう。